現在、脳出血の部位別頻度は視床・基底核を合わせると 60%に上ります。
しかし、視床や基底核は複雑です。
視床核の位置は?直接路ってなに?基底核の学習って?など
色々な疑問が出てきます。
私自身も勉強不足でまだまだ分からない所多い領域です。
特に経験年数の浅い先生にはとても難しい領域だと思います。
特に急性期や回復期に勤務されている先生は、視床や基底核に多く躓いたことも
あるかと思います。
私自身、担当させていただく患者様の状態について悩み、
困っているのは患者様も同じで、面と向き合って関り、そして試行錯誤し、
脳機能とアプローチを結びながら歩んできました。
今回のセミナーは、多くの先生方が患者様へ一歩踏み出せるよう、
難しい領域を少しでも理解していただけるように作成いたしました。
また、基底核の強化学習のメカニズムについても触れていくので今後の治療
に役立てれると思います。
興味がありましたら是非ご参加ください。
【講義内容】
〇 各スライスの視床核の同定
〇 大脳基底核の解剖と機能
(直接路と間接路は何をしているのか・基底核ループとは )
〇 運動学習について(基底核による強化学習のメカニズム)
【講師】
氏名:熊谷 強 脳画像臨床リハビリ研究会代表 資格:認定作業療法士
文献:
熊谷 強 小脳性認知情動症候群に対する認知機能検査の臨床
有用性の研究.作業療法37:697~700,2018
日時:2020年 3 月29 日 10:30~16:00(受付10:00~)
会場:サンメッセ香川 小会議室2
受講料:5000円
定員:25名 ※先着順とさせていただきます。
対象:理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・介護士など医療従事者の方
主催者:脳画像臨床リハビリ研究会
(日本作業療法士協会認定SIG団体)
※当勉強会は参加することで作業療法生涯教育制度での
基礎ポイントを受けることができます
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